ダイビング中に喉が乾く

ダイビング中によく喉が乾くんですけどって言われます。

それはそのハズ、タンクの中の空気は1から3%程度の非常に乾いた空気が詰められています。よく乾燥していて適度に風がある日は洗濯物もよく乾くようにダイバーの喉もよく渇きます。

スキューバダイビングで使用するタンクの中には普通の空気が入っています。よく酸素を間違われますが。この空気をコンプレッサーという装置で圧縮するとその中に含まれている水蒸気が水となり排除されてしまうのです。その後、水分量が少なくなった空気をタンクに入れていることが乾燥した空気の理由です。

ダイビングが上手になるに連れゆっくりとした呼吸ができるようになる頃には、その状態に慣れてしまったりして気にならなくなってきます。がしかし非常に乾燥した空気である事には何ら変わらないのです。

呼吸によって奪われる体内の水分は通常の2倍以上と言われています。結果ダイビングの後は軽い脱水状態になるのです。

そこでこの加湿器「バイオフィルター 」の登場です。このタイプは加湿とさらに空気を綺麗にするフィルターがセットになっているのです。中には加湿のみ特化した商品もあります。写真の物は実際にスタッフが8年以上、常に使い続けている物です。以前は耐食アルミ合金でしたが現在の商品はレギュレーターと同じ材質でできています。

お持ちのレギュレーターに装着できる

ほとんど全てのレギュレーターに取り付け可能です。一部のタイプには追加のアタッチメントが必要な物もございますがまず問題ありません。

使い方はちょっとした注意点が必要ですが、ご購入時にちゃんと説明を受け、プロショップにてちゃんと取付けしてもらいましょう。

間違った使い方をするとレギュレーターにダメージを与える場合もあります。加湿器本体は頑丈にできていてスタッフがほぼ毎週8年以上も海で使用しても壊れることもなくありませんでした。現在も使用中です。

また、加湿用のバーツを取り外して、フィルター機能だけを利用することも可能です。

肩越しに掴むレギュレーターリカバリーの時も他のホースと区別がつきやすく探しやすくなります。

製造メーカーは、全日本潜水機といってダイビング器材の開発と製造、また宇宙開発関連機器の製造まで行う日本の会社ですので安心してご利用できます。

加湿以外のメリットは!

加湿以外のメリットは、耳抜きがしやすくなる、フィルター効果でタンクの空気の匂いの除去、呼吸が楽にできるようになる等が挙げられます。

以前、ベテランダイバーの方に試して頂い事があります。その方は、喉の渇きは気にならないからいらないよ!っておっしゃってました。ところが、あとで感想を聞くと「もうこれはやめらない」を手のひらを返したような返答を頂きました。その後はご自分のレギュレーターに加湿器をつけてダイビングを楽しんでいらっしゃいます。

うっかり、水を入れ忘れた時のダイビングはちょっと残念な感じです。

一度使ったら手放せなくなる事、間違いなしの器材です。

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